香港国際空港から香港市内(尖沙咀)まで一番安いと思われるルートの解説です。
※他のアクセスルートとの比較もあります。
2023年12月の香港旅行では、尖沙咀エリアの宿を予約しており、空港に着いてから尖沙咀の宿へ向かいました。このとき一番コスパが良いルートで尖沙咀まで行きました。
ルート概要
先にルートを説明すると、↓のルートです。
- 香港国際空港から、バスに乗って「東涌駅」へ向かう
- 「東涌駅」からMTR(東涌綫)に乗って「南昌駅」へ
- 「南昌駅」で乗り換えてMTR(屯馬綫)に乗り「尖東駅」へ
ルートは↓こんな感じです。
運賃
私が把握している限りでは、一番安く香港市内へ向かうことができます。
運賃は(1)バス:3.7$ +(2、3) MTR:18.1$ = 21.8$でした。
所要時間
空港から尖沙咀の宿に着くまで、約1時間くらいでした。
(1)バス:30分 +(2、3) MTR:30分 = 60分
他のルートとの比較
尖沙咀エリアに行く場合の比較です。こちらの通り、一番コスパ良く市内に行けます。
交通手段 | 運賃 | 所要時間(目安) | メリット・デメリット |
---|---|---|---|
バス・MTR (東涌駅ルート) | 21.8$ | 60~70分 | 【メリット】 ・一番安く目的地に向かうことができる 【デメリット】 ・乗り換えが発生する ・観光客が使うルートではないため、案内表記が少なく、道に迷う可能性がある |
バス(A21) | 34.6$ | 60~70分 | 【メリット】 ・比較的安く目的地に向かうことができる ・有名な「ネイザンロード」を通るので、香港らしい街並みを見ながら移動できる ・乗換が発生しない 【デメリット】 ・交通量の多いルートを通るので、時間がかかる |
バス(A25) | 40.8$ | 50~60分 | 【メリット】 ・上記のA21ルートより早く目的地に着く 【デメリット】 ・若干運賃が高め |
エアポートエクスプレス (青衣駅・南昌駅乗換) | 65$ | 40~50分 | 【メリット】 ・バスと比べて早く目的地に辿り着く 【デメリット】 ・青衣駅と南昌駅で2回乗換が必要 |
エアポートエクスプレス (香港駅乗換) | 110$ | 40~50分 | 【メリット】 ・案内表記が多く、道に迷う可能性が少ない ※香港島(中環や銅鑼灣など)が目的地の場合は、一番早く辿り着ける 【デメリット】 ・運賃が高め ・香港駅から乗換先の中環駅まで、5~7分程度歩く |
タクシー | 250$~400$ | 30~40分 | 【メリット】 ・楽に目的地に辿り着ける ・深夜のバスやMTRが動いていない時間帯でも移動できる 【デメリット】 ・一番運賃が高い |
比較したそれぞれのルート
バス(A21)、(A25)
エアポートエクスプレス
ルート解説
東涌駅までのルートが分かれば、MTRに乗って市内のどこにでも行けるので、東涌駅までのルートを解説します。
香港国際空港から東涌駅まで
空港の保安検査エリアを抜けたら、「To City」の看板に向かって進みます。
エアポートエクスプレスの改札が見えてきたら、その改札を横目に見て右に曲がり外に出ます。
外にでるとバスの案内板があり、「Green Zone」と表示されている場所へ向かいます。
(A21、A25バスに乗る場合は「Yellow Zone」へ向かいます)
横断歩道を渡って矢印の方向へ向かいます。
「S1」と表示されているバス停があるので、ここでバスが来るのを待ちます。
バスに乗ったら、終点の「東涌駅」で降ります。降りた先がバスターミナルになっているので、人の流れについていけば、MTRの東涌駅に辿り着けると思います。
広場を抜けた先にMTRの東涌駅があるので、そこから電車に乗って市内へ向かいます。
まとめ
少し時間がかかってもいいから、安く抑えたい場合はこの東涌駅経由のルートが一番コスパいいと思います。
一方、今回のルートは、どうしても乗り換えが発生し、エスカレーターの乗り降りが複数回発生するので、荷物が多いときは、他のルートを選択するのが無難です。
他のルートもメリット・デメリットがあるので、ご自身にあった選択をするのがベストかなと思います。
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