香港のインタウンチェックインについて、解説します。
また、2023年12月の香港旅行の帰国時にインタウンチェックインを使ってみましたので、そのときの体験レポも掲載しています。
インタウンチェックインとは
空港のチェックインカウンターに寄らずに、香港市内で事前にチェックインや荷物を預けることができるサービスです。
キャセイパシフィック航空に搭乗予定で、出発予定の24時間から90分前の間であれば、このサービスを利用できます。
※キャセイパシフィック以外の航空会社は使用不可のようです。
※このインタウンチェックインを使用する際に、空港までのエアポートエクスプレスの運賃(110香港ドル)を支払う必要があります。
例えば、帰国便が夕方や夜のフライトの場合、事前にこのサービスを利用することで、ホテルでチェックアウトしたあとに、スーツケースを持ち歩かず、最終日の観光ができるといった使い方ができます。
2024年2月更新
2024年2月1日現在、香港駅で6:00~23:00の間であれば使うことができます。
最新の情報はキャセイパシフィック航空のHPか、香港MTRのHP(英語か中国語のみ)に載っています。
体験レポ
私が泊まった宿の最寄駅である尖沙咀駅から荃灣線に乗り、終点の中環駅で降りて、香港駅に向かいました。
中環駅と香港駅は一応同じ駅のくくりになっていますが、10分近く歩きました。
香港駅へ向かう途中、市區預辦登機(In-town Check-in)の看板が出てくるので、矢印に従い進みます。
改札を出て、エレベーターに乗ります。一度エレベーターを乗り換えました。
インタウンチェックインカウンターに着きました。
改札みたいなところで、オクトパスカードや、エアポートエクスプレスのチケットをかざして、中に入ります。オクトパスカードの場合、改札にカードをかざした時点で、一度運賃が引かれるシステムになっていました。
中に入った先では、空港のチェックインカウンターと同じようになっているので、パスポートを渡して搭乗券を発券し、荷物を預けます。
手続きが完了したら、出口から出ます。
市内を観光する場合は、手軽な状態でこのまま観光することができます。
このまま空港に向かう場合は、機場快綫(Airport Express)の看板に従い、エアポートエクスプレスに乗ります。
事前に料金を払っているので、エアポートエクスプレスの改札に入場したときの運賃は「$0」になっていました。
空港に着いたらカウンターに寄らず、そのまま保安検査場に進めます。
最後に
キャセイパシフィック航空に搭乗予定で、ホテルが香港駅に近い場合は、このサービスを利用することをおすすめします。
私自身、コロナ前にも利用したことがあったのですが、そのときはキャセイパシフィックだけでなく、他の航空会社でも使うことができました(確か香港エクスプレスでも利用できたはずです)。なので、開いているカウンターがキャセイパシフィックだけで寂しい印象を受けました。
このサービスが拡充してくれれば良いなと感じました。
以上、インタウンチェックインの体験レポでした。
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